2011年8月15日月曜日

BANANA FISH


吉田秋生さんです。昨日満喫で読了しました。
面白かったです。夜叉より面白かった。
19巻と長い話なので少し中だるみっぽいところもありましたが、全体通して質が高いです。
設定はBANANA FISHを巡るサスペンス・アクションの話ですが、中身としては男同士の友情の話ですね。
ラストは泣かせます。

しかしこの作家って同性愛が好きなんだなあ。
この作品の前に「ラヴァーズキス」という作品も読みましたが、ぐるぐる回るような三角・四角関係の話で、主人公の二人以外はみんな同性を片思いする話でした。
BANANA FISHも友情を通り越して同性愛の話になってますね、特にラストは。
こういうのは男にはちょっと書けない話かもしれない。
女だからこそ書ける男の話、なのかな。
そういう意味では高村薫に似てるような気もしてきたが??
別に高村薫に似てたからどうということもないんだけど。。。。


0 件のコメント:

コメントを投稿