2011年10月9日日曜日

PC音楽環境


先日ゴルトベルクをいろいろ聴いてる中で、ガヴリロフの音の良さに驚いた。昔のMDで聴いてた頃はそこまでわからなかった。そのあたりの話を少し。

今我が家の居間にはONKYOのミニコンポがあり、家内がたまに聴いてるようで、それなりで特に不満は無いようなんですが、私は全然聴かない。というか聴けない。なぜかというと音が全然出てないからです。

そんなことに気づいたのはパソコンのスピーカーを買ったからです。もう4年くらい前かな、LogicoolのZ4というやつ。何となくいい音らしきものを経験したくなっていろいろ調べてネットで買ったんですが、パソコンにつないで音を出してびっくり。
当時聴いたのはスプリングスティーンのマジックだったけど、冒頭がものすごくカッコ良い。べたにカッコ良い、スプリングスティーンそのものなアルバム。これがこのスピーカーでものすごくクリアに響いてきて、感動したわけです。
しかし驚いたのはこのアルバムを居間のミニコンポで聴いたときでした。全く別物に聞こえたんです。
はっきりわかるのは居間のミニコンポでは低音が聞こえないこと。高音のクリアさもない。くぐもった感じでしか音が聞こえて来ないこと。なんだこれは????と思った。

しかしこのミニコンポも初めて聴いたときはいい音だなあと思ったんですよ。この前はMDラジカセだったんで。ミニコンポ買って良かったなあと思ったものだったんですが、そのすぐ後にこんなショックを味わうとは。。。。。

パソコンを初めて買ってすぐONKYOの外付けのプロセッサを買ってmp3で音楽を聴いてましたが、私の音楽環境のメインはMDラジカセでした。パソコンにつないでたスピーカーはvaio付属の小さなやつで、きちんと音楽聴くならやっぱり音響機器だなと思ってたからです。
しかしこれは完全な間違いでした。オーディオプロセッサを買うと同時にスピーカーも買うべきだったんですね。そうすれば次元の違う環境になってたはず。何年も全く無駄にパソコンを使ってたことになります。

何を書きたかったのかわからなくなりましたが、ガヴリロフの話です。
昔MDで聴いてたときはわからなかった音質の良さが今になってようやくわかったという悲しい話でした。

子供たちが携帯機器で音楽を聴いてるのをみると、もっといい音で聴けよ、世界が変わるぞ、と言いたくなります。
でも余計ですよね。悪い音でも言い音楽は良いからなあ。
カザルスの無伴奏はあんな音でも永遠ですからね。
しかし良い音楽だからこそいい音で聴けばもっと良いんだぞお、とまあ、やっぱり余計ですか。

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