2011年10月10日月曜日

エマ


森薫さんという方のマンガです。
全然知らなかったんですが息子に教えてもらって読みました。
結構有名な漫画だったんですね。アニメ化されて賞もとってるみたい。

舞台が中世西洋ということが珍しいだけで普通の恋愛物という感じで読みましたが、昨日最後の8巻目を読んで驚きました(全9巻です、私が8巻だけ読んでなかった)。
ものすごくキメの細かいマンガだったんですね。
人間の心理のひだを横から落ち着いて眺めてるような部分があってぞくっとしました。
1巻から読み進めていたときは筋を追うようにして普通にざっと読んでたんで気づかなかったのかもしれませんが、もしかして恐ろしく力量のある漫画家さんなのかも。

絵はあんまり好きじゃなかったんですが、あんまりうまいとはいえないような。背景へのこだわりはあるんでしょうけど。しかし癒し系の線で、慣れるとなかなか良いかもしれません。
作品少ない方のようで、今はモンゴル系の変わった作品を書いてますね。
注目の作家ですなあ。

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