2011年10月16日日曜日

龍の契り


服部真澄さんです。10月15日読了。
ずいぶん話題になった小説だったと思います。
読みたいなあと思いながら読めてませんでしたが、力のある作家のようでその後も順調に作品を発表してますね。図書館でターゲットが見つからなかったおかげで今回ようやく読むことができました。

しかし登場人物多いですね。
物語に入ってくのもゆっくりで、読み進むのがしんどいです。
後半に入ってからも新しい登場人物が出てきた時は疲れました。

そういった細かすぎる部分がある反面、ラストにかけての展開は急すぎて、特に飛行機に乗ってから長老に会うまでの経過は飛ばしすぎ。そこにチャーリーが突然現れる部分も手を抜き過ぎじゃないの?
話自体は結構面白いというか、アイデアは良いと思いますけど、長編に仕上げていくうえでの力が不足してるような気がしますね。
人間も全然描けてないと思います。
全体的にアンバランス感が強いです。

この作家はもう読まない。

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