2018年12月18日火曜日

放蕩記


佐藤正午さん
主人公は津田さんの原型ですね、やっぱり本人なのかな
太宰的な自嘲の書なのか、でもちょっと違うような気もする
文章技術をひけらかして佐藤さんはいったい何をしたかったのか?
最後はミニスカートの女の子とのやり取りでまとめたんだろうけど、なんだったんだろうこの小説は
私には理解できなかった、普通の小説を読みたかった

フォークナーの響きと怒り
実験的な手法でものすごく読みづらい本だけど、イメージが鮮烈だった
本作にはそういうものを感じない、残念

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