2019年12月22日日曜日

高瀬川女船歌


澤田ふじ子さん
娘さんの澤田瞳子さんつながりで読んでみた
長編の歴史物が読みたかったんだがこの作者さんは短編のシリーズ物が多いみたい
池波正太郎みたいな感じかなと思いながら読んだ

面白くなかったら途中でもやめるつもりであまり期待せずに読んだが、結構引き込まれて一気に読みました
よくある江戸の人情モノで、連作短編のつくり、一つの話は結構短い
登場人物が多くわかりづらい、これは短編の宿命的な部分もあるが作者の描き方にも問題あると思う

しかし京の話し言葉が綺麗で読んでいて気持ちいい
京都の人は感じないかもしれないけど、北海道人の私にとってはすごく面白く感じる
人物設定の謎はあんまり引っ張ること無くあっさりわかってしまうがそれでも先を読むのが楽しみな、わくわく感はしっかりある

本作はしっかり収束してるが、読んだ人なら皆この先も読みたくなると思う
次作も借りました (・∀・)ノ

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