2014年6月7日土曜日

Border


小栗旬、木曜に終わったドラマですけど、びっくりしました!
死者と話せるという、SFじみた設定の刑事ものとしてみてましたが、善と悪の戦いというテーマから、一気に悪の側に取り込まれてしまってラスト!
びっくりのラストですが、続編が出てきそうな感じは無く、ただただびっくりして終わりですね。

しかし死者との会話ということが脳に負担、ってのはわかるけど、それが悪の側という設定は理解が難しいですね。
金城さんという方の問題意識って、善と悪の対立みたいなものを根底に抱えてるのかも。SPがそうでした、「大義」という概念が悪を正当化する理屈になってましたね。あのドラマも正義が悪に取り込まれる話だった。

この作者さんが「GO」を書いた人と同じとは思えないなあ。
こっち側から見た善はあっち側から見れば悪になるかもしれない。立場の違いって特にこの作者にとっては大きな問題だったのかもしれない。そういうことをつきつめて考えたうえでこういう作品が出来上がったのかな。

金城さんをもっと読もうと図書館から借りてきたところ。楽しみですね。

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