2017年12月28日木曜日

颶風の王


河崎秋子さん、朝日の書評で知った北海道の作家さん、これは読まなくては!
馬と人間の数世代にわたる話
テーマは「生」かな
馬に助けられて生き長らえてきた人間が馬に恩返しをする話かなと思いながら読んだけど、ただ生きること、その前では人間も馬も関係ないって話ですね。
助けたり助けられたりという発想自体が人間の思い上がり、って事だと思います。

最初の話が強烈なだけにそのテンションが最後まで持続されてるかは疑問
大きく三つに分かれるそれぞれの話が充分に面白いのでそれと全体のバランスがどうもしっくりきていない感はある
でも充分面白かった、感動しました

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