2014年10月17日金曜日

まほろ駅前狂騒曲


今日読了、三浦さん

楽園のカンバス、海賊とよばれた男、本作と、立て続けに昔予約しておいた本の順番が来た。本作は昨年の12月に予約してあったもの、多分まほろを二作読んで、すぐ最新刊の本作にも予約を入れたんだと思う。
忘れた頃にメールの連絡が来るとうれしい。
予約モノは次の予約の人のこともあるからなるべく早めに読むようにしてるので、直木賞はちょっと置いといて本作を読了。

軽くさっぱりした雰囲気で物語りは進む、「まほろ」テイストですね。
おなじみのキャラクターが次々と登場して、前作をかなり引きずるというか、シリーズを強く意識したつくり
いろんなエピソードが大団円的に収束していくのであろうことを予感させますね

これなら連作短編でも良かったように思うけど、あくまで作者は長編にしたかったんだろうか?
行天の話を中心にすえてエピソードをちりばめると、連作短編ではなく長編のつくりがいいということかな
私としては長編にするにはちょっと無理が会ったんじゃないかなと感じながら読みました

多田の恋の展開にはビックリ!

まいた種を刈りいれる感じで収束するのは予想通りだったけど、仕掛けが雑すぎばたばたすぎ現実感無さ過ぎが気になった
こういうドタバタコメディを描きたかったの?
せっかくまいた種なんだからもっと丁寧に刈り取って欲しかった

子供を通していろいろ考えさせられるシーンがあるが、前に三浦さんのエッセイ詠んでるだけにこの人は子供はいなしし結婚すらしていないことを知っている私としては、どうやってこういうもっともらしい描写ができるのかすごく疑問に思った。
純粋に作者の想像力なのか、本当は子供がいるのか???

本作はどうしても瑛太と松田龍平が頭に浮かんでしまうし、真木よう子も出てきてしまう
でも違和感無く楽しく読めるのは作者も考えてるのかな?
作者ってそういうのに逆に縛られて書くようなことはどうなんだろ?

本は物理的にはすごく厚いけど、読んだ感じとしては厚い感じは無い、もって歩くのが重くて少ししんどかった

まとまらん!!
書きかけ~

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