2019年1月1日火曜日

花伽藍


中山可穂さん、直木賞候補になった短編集
文章がいいのは当然、色気がぷんぷん匂ってくるようだ
どれも面白いけど私は驟雨をとる
中山さんにとっては避けては通れないテーマだったと思う、素晴らしいハッピーエンドですよね

ちょっと気になって直木賞の選評を読んでみたけど酷評といって良い
この時に受賞した「生きる」も読んだけど、確かに立派な作品だと思ったけど直木賞としては疑問に感じた
この花伽藍も直木賞を取れたかっていうとやはり疑問だけど、好みで言うと断然こっちですわ( ´∀`)


中山さんらしい壮絶な愛の話ですね
七夕
これはいい味で、レズから離れて面白い、ラストがいい幕引き
花伽藍
これもレズはほぼ関係なく奇妙な人間関係を描いて気持ちいい。人物がすごく魅力的、続編を読みたくなる
偽アマン
どっぷりの恋愛ものだけどラストの潔さが中山さんの持ち味
驟雨
一緒に死ねたら幸せですよね

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