2019年4月7日日曜日

小説の読み書き


佐藤正午さんのエッセイというか、いわゆる新書、評論的なもの
小説家としての文章へのこだわりをクドクドしつこく書いてます
我々はあまり気にしないような細かい部分にこだわる作家の視点が結構面白い
このこだわりはあくまで文章であって小説そのものではないところも良い

以前仕事で研修を受けたときの講師が、
~そんなことを思ってる私がいます
という言い方を連発する人で、私ははっきりとイヤな言い回しだなと思ったことを思い出した
佐藤さんもこの言い回しが引っかかっていたようでちょっと笑った

佐藤さんの小説って文章で読ませてる部分がかなりあると思う
まさしくそこへのこだわりが強い人だったことがわかりました

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