2020年1月8日水曜日

雲上雲下


朝井版のネバーエンディングストーリーですね
読後タイトルを振り返り天上天下のもじりってわけでも無かったんだなあと気づいてやられたと思っておもわずニヤリ

まかてさんは直木賞を受賞される前から好きだったが、お江戸の人情モノから始まって近年は歴史を題材に実在の人物を重厚に描く作風に変わったように感じていた
そこに本作
物語回帰というか、作家さんってやっぱり物語を紡ぐ人なんだなあと改めて感じて、読んでいて楽しいというか、嬉しかった

まかてさんにとっては歴史上の人物の取材をするのも昔話を丹念に調べるのも同じ事なのかも
そこから作者の想像を最大限に働かせて大きな物語を作っていくんだね

今更だけど朝井まかてさん面白い
コンプしたくなってきた

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