2023年9月9日土曜日

魂手形 三島屋変調百物語七之続


宮部みゆきさん  このシリーズとしてはちょっと薄めで話は3つしかないです ただやっぱり作りとしては 濃淡があって 表題作が 質量ともに一番かな 今回は怖い話はあんまりなくて 表題作 が やっぱりすごくいいけど短い 2つ目の話も 百物語に入れていいのかどうか って感じ もするぐらい ドキッ とはするけど 妖怪の話ではないんだよ なまあでもちょっとびっくり驚いた 心に残る話だった
富次郎については 今後の将来がちょっと楽しみ そっちの方向に行くのか っていう感じと 前作の最後でも出てきた 得体の知れない お化け こいつがまた出てきてどういう風に絡んでくるのか おちかの子供が なんか 力を持ってたりするんだろうか やっぱり 次も読まなきゃいけないね
ただ次のはまだ新しいので結構 何百人か待つんだよね 多分1年以上先になると思うその頃は今日読んだ話ももしかしたら 忘れてるかもしれない まあ それはそれだけど

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第 一話 火焰太鼓
火事が大きくならないように防いでくれる 力の源は犠牲になった人間だった
第二話 一途の念
美男美女の人の羨むような夫婦だったがうまくいかなくなり 女は客を取るようになる そして生まれた子供もっとそっくりになるように一途の念をかけていた怖い話だったなぁ 怖くて悲しい話
第三話 魂手形
いろんな思いを残して死んだ人間の魂たち この魂をなだめて納得させて静かに送り出す仕事をする人たちの話

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