2014年1月11日土曜日

ダークタワー3 荒地


面子が決まっていよいよ旅の始まりですが、死んだはずのジェイクが重要な登場人物になるんですね。まだ面子は決まってないってことでしょう、それとも最後までいろんな人が出てきて決まらないんだろうか??変な動物も出てきたし、この動物も結構重要なキャラっぽいし。

前半は向こうの世界とこっちの世界がクロスしながら進む、前作と同じ展開でスリリングです。ページをめくる手が早くなる感じで、キングの世界にはまっていくのを体感。
読みづらかった第1巻の細部が結構重要な伏線だったようで、記憶をたどりながら読み進めるのも面白かったりちょっと厳しかったり。
前半はジェイクとの再開で大きな一山終わり。

後半は更なる旅ですが、旅の中で秘密が少しづつ解きほぐされ、新しい謎があり、新しい登場人物もあり、そういう中で一気に局面が変わっていって、この先どうなるんだ!!と改めてドキドキして終わります。

とにかく飽きさせない、塔という最終目標に向けて着々進んでいるのがわかるだけにページをめくる手が一層早くなる感じ、もうすっかりキングの術中にはまってしまうのを実感した巻です。

私は文庫版を読んでますが、栗本薫さんが解説書いてました。
さすがにうまい文章で内容も面白いし、ちょっと得した気分になりました。

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