2014年7月16日水曜日

空中ブランコ


これも直木賞、奥田英朗さん。
この作者さんの名前は前から知ってたんだけど、俳優の奥田瑛二と勘違いしていてずっと読んでなかった。直木賞を取っていたとは知らなかった、早速予約して読みました。文庫版だけどすぐ借りれました。

面白いけどちょっと軽い。軽いけど残るものはあって、良い味だと思います。
文体は平易で軽妙な語り口、文学の香りはないけどすいすい読めて気持ちいいです。短編集だけどシリーズ物なのですっと入っていける。
ふざけているようで人間の本質に迫る部分もあり、そこらへんのバランスがいいんでしょう、肩を張らずに楽しめる作品ですね。
しかし、しかし、直木賞受賞作としてはちょっと・・・・?

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