2012年7月11日水曜日

花の歳月


宮城谷さんです。9日の月曜日に読了。
次に読む宮城谷作品を探していて長編ということでつい予約を入れてしまいましたが、ちょっと長めの短編でした。

姉弟愛の話です。ラストの対面の場面ではうっときますね。
当時の中国の貧しい農民ってこういうふうだったんだなあという感じですけど、姉さんのほうが皇太后まで上り詰めるというのは本当かなと思いますが本当なんでしょうね、歴史ものですから。
最後にオチまで付いていて、小説として面白く読めます。

しかし宮城谷さんはやはり長編で読みたいです。
司馬遼太郎が長編でも短編でも面白いのと比べると宮城谷さんは短編の質という点ではっきり劣っているように感じます。だからなんだというわけでもないけどね。

花村さんが終わったらまた宮城谷さんに戻るか。その前に東野さんが割り込んできたが・・・

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