2018年10月15日月曜日

ジャンプ


佐藤正午さん
古い作品を何作か読んだが、本作は最近の作品に近いと感じた
というか、5に出てくるイヤミなゲス作家像が少し出てきたなって感じ

その彼を巡ってのちょっと不思議な、小説らしい小説
しかしもやっとしたまま終わるのかと思いきや、ラストは見事に落ちて収束
しかもものすごくすっきりと綺麗なハッピーエンドになっていて、佐藤さんらしくないというか、意外感もあった
どんな風にでも書けるんだなあ、さすがは佐藤さん

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