2024年2月15日木曜日

ののはな通信


しをんさん
すごい、二人の女子高生のちょっと怪しい話が、普遍的な、人類愛にまで膨らんで、最後グルっと最初に戻って、泣かされた


エレジーを呼んで すぐ しおんさんの 著作を改めて調べて まだ読んでない この本を予約しておいた すぐ借りれた
書簡 形式だけどものすごく 読みやすくて 結構 読めるなと思ったけど 女子高生2人の書簡を 60 過ぎの 年寄りの私が読むのって奇妙だなと 違和感が ものすごくあって そして かなり ドロドロしてきてからは これはちょっと違うか と思ったけど 第2章になって 女性2人の話っていうよりは 人間の話か 性別はもしかしたら あんまり関係ないのかもしれない そんな風に 思えてきた 
そしてこの書簡 形式で グイグイ 読ませるしをん さんの チカラを改めて感じながら 読み進めたら止まらなくなって 哀しくありながら 納得させられる この終焉

龍さんとは別の意味での傑作
こういう作品を読めることの歓びを感じた

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