2024年2月27日火曜日

コーランを読む


井筒俊彦さん初読み
司馬遼太郎がこの作家さんのことを「二十人ぐらいの天才らが一人になっている」と評しているとのネット記事を読んでからずっと読んでみたかったが、マイ図書館に一冊だけあったので借りてみた

講演録でかなり忠実に起こしたのか結構説明がくどい、ただ難しい部分の説明はこのくどさがありがたいというか、わかりやすく感じもするので作者の初読本としてはこの本で良かった
今のパレスチナの争いとは関係なく読んだがなんとなく宗教的な背景が少しだけ分かってきたというか、少なくとも我々日本人にイスラムの考え方を理解するのはかなり無理があると感じた。争いには双方の言い分が必ずあるからどちらか一方を悪いと決めるのは良くない、特に良くわかっていない外の人間には、当たり前のことだけど改めて思った。
信じるものがあることは幸せなのだろうか、ちょっとうらやましく感じたりもした。
若い頃仏教関係の本を結構読んだ時期があった。昔から宗教には興味があったので。読み返してみようかな。

この作者さんに関しては他の著作も読んでみたいようなそうでもないような、微妙かな

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