2018年11月16日金曜日

深爪


また中山可穂さん
短篇集かなと思ったらこれは普通に長編ですね

感情教育も三部構成だったけど、最後はこう来たか!って感じ
すごく効果的で面白い小説になってる、上手いなあ

自分の恋愛をひたすらまっすぐではなくて周りのことを書き込んだのが本作ですね
これが作家としての成長なのかどうかは不明
ただ男の私としてはラストでちょっと泣いてしまった

タイトルの意味にしてもラストにしても、個人的には違和感がありますが小説としてはものすごく面白く読みました
この作家さんの文章は読むだけで楽しい
もっとたくさん書いて下さい

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