2018年11月29日木曜日

イノセント・デイズ


早見和真さん初読み
確かかなり前に本屋で見かけて借りようとしたけど予約がすごくてやめたんだった
カーリルを見たら読みたい本として登録してあって、図書館は二重丸になってたので早速借りたらすぐ来ました

結構前評判が良かったので期待して読んだが、私は好きになれなかった
読み始めは視点がころころ変わって読みづらく感じたが、半ば過ぎからほぐれた糸が一本にまとまってきて綺麗に収束する構成自体は素晴らしい
でもダメ
思いっきりネタバレだけど、ラスト、持ち上げておいてエピローグでどん底に落とされる
私に残ったのは不快感だけ

結局この作品のテーマは自死の肯定って事ですよね
死ぬしか救いがないという状況はあるのかもしれないけどそれを肯定したらダメなんじゃないのか?
少なくとも私はダメでした

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