2019年2月6日水曜日

ジゴロ


中山可穂さんの短編集、前回の作品は中編って感じだったけど本作は本当に短編
一応シンガーのカイさんが主人公のようなので連作短編って事になるのかな
結構軽めで、肩の力を抜いて読んだ方が良い
それが作者の意図だったようです
どれか一つと言われたら私はダブツを取ります

ラトゥウユ
どこかで読んだような設定はこの作者さんの常ですね
微妙に角度が違って違う作品になる
家を出てまたヨリを戻すけど再婚はしない、そういう形もあるんだなあ
すぱっと切れるラストも短編らしい

ジゴロ
この設定も読んだことある
子供は同性愛が越えられない壁なのかな
ラストはよくわかんない

ダブツ
カイさんはちょい役、でも面白い展開でした
しかしこれが女性心理だとしたらワタシには到底理解できませんわ┐('д')┌

恋路すすむ
タンゴが出てきて読めない展開で楽しめたが、ラストは醜悪

上海動物園にて
これは何だかよくわかんない
カイさんのちょっとしたスケッチ?
それならラストのメグさんとのやりとりは余計じゃないかな

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